2023.09.28

Press Release

Sale of First Logistics Facility “Ascot Prime Logistics Kazo”:
A Warehouse in Harmony with the Local Residential Neighborhood That Improves Distribution Operation Efficiency and Provides Convenient Commutes

 株式会社アスコット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中林毅)は、2021年に新規参入した物流施設開発事業の第1号案件でありSPC(特別目的会社)を通じて出資している『アスコット・プライム・ロジスティクス加須』が2023年8月31日に竣工し、9月20日に売却決済しましたのでお知らせいたします。

沿道をほのかに照らす、“まちかどのランドマーク”となる建物

◤本施設の特徴
1.物流効率性と通勤利便性を兼ね備えた立地
 本施設は、東北自動車道「加須IC 」へ約4㎞の至近、東京都心より約50km 圏の埼玉県北東部に位置する首都圏と東北地方をつなぐ要衝にあります。用途地域は準工業地域で24 時間の操業が可能。埼玉県内に加え、首都圏全域への集配送も担うことができる利便性の高い立地にあります。
 また、最寄りの東武伊勢崎線「加須」駅から徒歩約15分、バス停から徒歩約1分、かつ住宅地の中にあるため、物流施設の雇用確保および地域の雇用創出も期待できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加須の伝統工芸品である鯉のぼりと利根川のきらめきを表現した外壁

地域住民も利用できるエントランス横のベンチスペース

梁下有効高5.5~6.2mの倉庫フロア

4t車が最大15台同時接車可能なトラックバース

2.地域の歴史的・文化的背景を活かした街に調和するデザイン
 利根川流域にある加須は、太古から水の恵みを受けた田園地帯が広がっていました。この街に建てるということを地理や歴史からひも解き、加須市の伝統工芸品である鯉のぼりからインスピレーションを受け、川の水面がきらきらとやさしく瞬く様と空をおよぐ鯉のぼりを、白と淡いグレーの陰影で施設外観に表現しています。
 鯉のぼりの鱗をイメージした外構の塀に沿道を照らすように照明を備えつけ、地域の安全にも役立つよう配慮しています。また、エントランス横のテラスには加須名物のうどんを模した大理石のベンチを設け、地域住民も利用できるようにしています。
 このようにマンション開発で培った空間デザイン力を活かして、住宅地で敬遠されがちな物流施設が、働く人のみならず近隣住民にも愛着を持たれる地域に開かれた施設となることを目指しました。

3.幅広いニーズに対応可能な施設仕様 
 本施設は、延床面積8,782.98㎡の汎用性が高いボックス型3層ドライ倉庫です。2分割での利用が可能で、荷物用エレベーター1基、垂直搬送機2基を実装しています。4t社が最大15台同時接車可能なトラックバースは高床式で、2基のドックレベラーを備え、コンテナ貨物の入出庫にも対応可能です。
 事務所スペースは1階に配置。トイレは各階に1か所ずつ設け、女性用トイレにはパウダースペースやアメニティロッカーを設けるなど、労働環境の向上を図っています。
 環境や省エネルギーに配慮し、全館LED 照明を採用。さらに、屋外照明および事務所管内照明は執務室を除いてタイマー式としているため、電気代の節約や省エネルギーも見込めます。

◤『アスコット・プライム・ロジスティクス加須』施設概要

所在地 埼玉県加須市土手2丁目17番19(住居表示)
交通 東北自動車道「加須IC」約4.0km、東武伊勢崎線「加須」駅約1.4km / 徒歩約15分
加須市コミュニティバスかぞ絆号「愛の泉前」停留場隣接
朝日バス「不動岡高校前」停留場より徒歩約5分
敷地面積 5,035.29㎡(約1,523坪)
延床面積 8,782.98㎡(約2,657坪)
構造種別・階数 鉄骨造・地上3階建
施設タイプ ドライ倉庫
スペック バース形状    :高床式(1.0m)、13.6m(4t車最大15台接車可能)
ドックレベラー  :2基
床荷重      :各階1.5t/㎡
梁下有効高    :1~2階5.5m / 3階5.5m~6.2m
荷物用エレベーター:1基(3.5t)
垂直搬送機    :2基(1.5t、カゴ車パレット兼用)
駐車場      :普通車19台
その他      :全館 LED 照明、ダブル折半屋根採用
竣工 2023年8月
設計 株式会社スピリッツ・オフィス 一級建築士事務所
施工 株式会社ナカノフドー建設 名古屋支社

『アスコット・プライム・ロジスティクス / Apls』とは

 アスコットの物流施設「Apls」は、さまざまな社会問題に対して物流という観点から貢献しながら生産者、労働者、消費者にとっての「要衝(Prime)」となる物流施設の開発を目指しています。創業以来20年以上にわたるマンション開発で培った技術・デザイン力を活かして使い手の立場に立ったものづくりを大切に、住宅地や都市部に親和性のある先進的な物流倉庫を開発します。
*「Ascot Prime Logistics (アスコット・プライム・ロジスティクス)/ Apls (エーピーエルエス) 」は、アスコットの登録商標です。

公式サイト「物流施設開発」      https://ascotcorp.co.jp/business/logistics/
公式サイト「サステナビリティ/ESG」 https://ascotcorp.co.jp/sustainability/

◤株式会社アスコットについて
 アスコットは、創業以来20年以上にわたり培ってきたデザイン性*と品質に優れた物件開発力、そして国内外のネットワークを活用し、グローバル・スタンダードのライフスタイルに合わせた上質な不動産サービスの提供を目指す不動産価値創造のプロフェッショナル集団です。
*7年連続・通算21 件、グッドデザイン賞を受賞しています。(2023年9月現在)

経営理念
【Purpose/存在意義】人と社会、環境との共生と調和を実現する
【Vision/ありたい姿】不動産価値創造のプロフェッショナル集団
【Credo/信念】   空間は、もっと人の力になれる。
【Value/価値観】   革新と挑戦/顧客への寄り添い/社会貢献
【ISM/行動指針】  考え抜く/やり切る/力を合わせる
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所在地 :東京都渋谷区神宮前3-1-30 Daiwa青山ビル5F
設立  :1999年4月
代表者 :代表取締役社長 中林 毅
資本金 :10,867百万円
事業内容:
・不動産開発事業(マンション、オフィス、商業施設、物流施設等)
・不動産賃貸事業(バリューアップ含む)
・不動産ファンド事業
・その他、各種不動産に対する投資、賃貸管理、仲介等
主要株主:
・中国平安保険グループ
・SBIホールディングス株式会社
公式サイト:https://ascotcorp.co.jp
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCIAb7ub0BHgLb__qjTG8I6Q