未来のために今日の幸せをがまんすること、やめました。

西から東へ。80㎡から56㎡へのお引越し。

中央区に引っ越してくる前は、東急田園都市線の溝の口に住んでいました。広さも80㎡超。この家が56㎡だから、ものすごくダウンサイズした物件購入。きっかけは、浅草の老舗のお寿司屋さんに、ふたりで出かけた夜のこと。昔ながらの建物の中で過ごすその時間に、とても深い味わいを感じました。人間、住めば住むほど、その土地に生活が根づいていきます。今よりもっと年を重ねたとき、本当に僕たちらしい生活ができるのは、どんな土地なんだろう。八丁堀は下町といっていいのか。答えは明確。それからすぐに、物件探しをはじめました。

はじめに決めた絶対条件は、料理をしている人がさみしくならないこと。キッチンとリビングのつながりをいちばん重視しました。妻が大の料理好きで、そこに僕はあれこれと口を出すのが好き。好きな音楽を流しながら、お酒のアテをつくって、ふたりで食べる。ふたりで飲む。それは、どこで暮らしても変わらない、僕たちふたりのスタイルです。中古物件も含めていくつかの物件を検討したのですが、アスコットさんの間取りがいちばんユニークでしたね。セミオーダーポイントシステムで自分たちらしくアレンジもできると聞いて、即決。以前の住まいも、いろいろ集めた雑誌やモノであふれていたのですが、泣く泣くサヨナラしました。わが青春の「音楽雑誌」は、すべて捨ててきました。

PCC009:未来のために 今日の幸せをがまんすること、やめました。
PCC008:空を眺める本棚。
PCC007:室内で、ゴルフスイングができる家。
PCC006:妻をつれてきた家。
PCC005:家が、私を変えていく。
PCC004:ダークな床に、ボロボロのラグ。
PCC003:ここに「縁側」をつくろう。
PCC002:東京の、パリに住む。
PCC001:「今半」の似合う、ふたりになろう。