「今半」の似合う、ふたりになろう。|アスコットパーク日本橋富沢町・Yさんご夫妻のお話

まず、家というより、中央区日本橋、という住所を手に入れたかったのです。

五街道のはじまりの地である、日本橋という土地。実家が新潟だった夫は、ちいさなころ、歴史の教科書で見かけては、この地に思いをはせていたらしい(かわいい)。白金や麻布もいいなあと思っていたのですが、この町の歴史に負けました。それと、以前の家は、とにかく広くて、いらないモノで溢れていました。統一感が、まったくない。もっとコンパクトでもいいから、かっこよく暮らしたい。でも、主人も私も、その手のセンスにそれほど自信があるわけではない。新居を探すにあたり、ふたりで決めた条件はふたつ。

「日本橋」
「ホテルライクな生活に挑戦できる家であること」。

夫が仕事でいそがしいので、譲れない条件だけちゃんと話し合って、実際の家探しは私がひとりで進めていきました。近所の久松町に73㎡ともっと広いタイプの物件が出ていました。でも、ここ、富沢町のほうが、すこし狭かったけれど、奥まっていて静か。都心だけれど『プライベート感』があったんです。日中、夫はとてもハードに働いているので、多少コンパクトでも落ちつける場所がいいと思いました。契約の最大の決め手になったのはモデルルームの雰囲気です。黒と白のツートンカラーのコーディネート。迷わずここだ、と一目惚れしました。夫に相談する前に、勝手に申し込みを済ませちゃいました(笑)。

PCC009:未来のために 今日の幸せをがまんすること、やめました。
PCC008:空を眺める本棚。
PCC007:室内で、ゴルフスイングができる家。
PCC006:妻をつれてきた家。
PCC005:家が、私を変えていく。
PCC004:ダークな床に、ボロボロのラグ。
PCC003:ここに「縁側」をつくろう。
PCC002:東京の、パリに住む。
PCC001:「今半」の似合う、ふたりになろう。