妻をつれてきた家。

建物に敬意を払いつつ、自分らしさをプラスする。

他のマンションに比べて、標準装備が優れていたことも購入にふみきった大きな理由です。ジェットバスも標準仕様。(窓付きのバスなので昼間は電気をつけずに入れます。日の光でくつろぐ、このうえない贅沢!)廊下がまっすぐではなく、曲がっているところも好きでしたね。部屋が玄関から見えない。ウォークインクローゼットは、完全に妻のものと化しています。たくさん買い物をしてきては、ここに収納する。モノを置かない生活をしたかったので、この収納力は、大事です。じつは、はじめに申し込んだ5階の部屋は外れてしまったのですが、営業の方の熱心な進めもあり、ちょっと予算オーバーするけれど、9階の同じ間取りの部屋にすることにしたんです。モデルルームの寝室は真っ赤な壁だったのですが、そこまでマネすると完全に予算オーバーだったので、リビングの木の壁と玄関のフレームつきの鏡。譲れない部分だけを守りました。透明で清潔感のある外観とエントランスにある山本容子さん(銅版画家)のアートもお気に入りですね。

こだわりがハッキリしている人には向いてないかもしれないけれど、ぜんぶを自分でイチから決める知識はない、でもかっこよく暮らしたい。自分と同じようなタイプの人に、このマンションは向いていると思います。デザインの良いマンションが提案してくれるものをうまくとりいれて、少しずつ自分の色をいれこんでいく。そういう建物と人の関係、家の買い方が、あってもいいと思うんですよね。

PCC009:未来のために 今日の幸せをがまんすること、やめました。
PCC008:空を眺める本棚。
PCC007:室内で、ゴルフスイングができる家。
PCC006:妻をつれてきた家。
PCC005:家が、私を変えていく。
PCC004:ダークな床に、ボロボロのラグ。
PCC003:ここに「縁側」をつくろう。
PCC002:東京の、パリに住む。
PCC001:「今半」の似合う、ふたりになろう。