2021/2/12 日刊不動産経済通信
アスコットは東京・港区南青山に自社で開発したオフィス・商業複合ビルの「オースピス表参道」を本格稼働させた。昨年竣工した「同青山」に続くオースピスシリーズの第2弾。東京メトロ銀座線・表参道駅徒歩7分の立地。テナントの要望を聞き施設配置などを柔軟に変更するオーダーメイド方式を採用した。
所在地は港区南青山3-8-14。青山通りの1区画西側に位置する。施設はS造地上5階建て。1~2階は天井高3.8mと開放感のある店舗兼ショールーム。3~5階はオフィスで、会員制のサービス店舗などにも向く。5階に奥行き4mのテラスがあり、六本木ヒルズなどのビル群を一望できる。1~2階の入り口付近を外階段でつないだ。
募集は5区画でフロア面積は117.6~191.9㎡。賃料は130万~235万円(税別)。1棟借りの場合は月額900万円(契約期間5年)。事業主のアスコットが設計監修も手掛けた。貸主代理兼企画運営をリアルゲイトが担当。施工者はナカノフドー建設。同社はJR山手線の主要駅付近などで「オースピス」をシリーズ化したい考えだ。