アスコットは、分譲戸建開発事業を再開する。初年度は30棟、将来的には年間100棟規模に育てる。主力とする分譲マンション開発、収益不動産開発に加えて、収益基盤を厚くする。
昨年末に台東区浅草で初弾事業となる用地を取得した。東京23区と武蔵野市、三鷹市を事業エリアとして、おおむね1~10区画程度の中小規模用地を中心に仕入れる計画。
同社の開発事業は、中央区、千代田区、墨田区、台東区など都心~城東エリアを中心に展開してきた。開発用途を広げることで、事業エリアも都内一円に拡大する。
マンション開発で培ったデザイン力や企画力を生かす。建物外観だけでなく、建物内側も細部に目を配ったデザインや品質によって、高い居住性を持つ豊かな空間を目指すという。