2021年に創設したファンド事業本部は、1999年アスコット創業以来培った開発事業の経験、国内外ネットワークを活用した弊社の新規事業部門です。
ファンド事業本部では、弊社の中期的な成長戦略の重要な柱の一つとして、国内外投資家との共同投資ファンド、新たな私募ファンド組成、REIT等の事業へ参入していく所存でございます。
また、アセットクラスは、弊社の強みである賃貸住宅、オフィスに加えて、物流、ホテル、介護施設、データセンター、等、幅広いアセットを対象とし、さらに、一部のアセットクラスは開発段階からの参入も検討しています。
参入予定事業
ファンドマネジメント事業
ファンド組成
- ・ファンド・コンセプト及び投資戦略の立案
- ・投資スキームの選定
- ・ガバナンス体制の構築
- ・エクイティ資金調達
- ・ドキュメンテーション作成
- ・クロージング
ファンド運用・価値向上
- ・運用計画の立案
- ・出口戦略の策定
- ・ポートフォリオ・マネジメント
- ・会計・税務・SPC管理
- ・定期運用報告
アセット・マネジメント事業
物件取得
- ・マーケット調査
- ・投資案件ソーシング
- ・投資ストラクチャーの選定・構築
- ・バリュエーション
- ・価格等の売主との交渉
- ・ファイナンス・アレンジメント
- ・ドキュメンテーション作成
- ・クロージング
物件運用
- ・物件のビジネスプラン策定
- ・バリューアッププランの立案
- ・テナント・リーシング
- ・信託対応
- ・負債管理・レンダー対応
- ・会計・キャッシュマネジメント
- ・リファイナンス
- ・物件売却
執行役員
不動産ファンド事業本部長

主な経歴
2021年7月不動産ファンド事業本部長としてアスコットに入社。
当社入社以前は、三井信託銀行(現三井住友信託銀行)の資金為替部、ニューヨーク支店、資産金融部を経て、2004年GEリアル・エステート(現日本GE)に入社。事業開発部マネージャーとしてアクイジションやM&A、ストラクチャード・ファイナンス部長として、デットビジネスに従事し、2010年からアセット・マネジメント事業本部長として、アジア及び日本全国で保有する約6,000億円、約600物件のアセット・マネジメント業務を統括。2016年にサヴィルズ・ジャパンのアセット・マネジメント部門に所属し、アクイジション部長として、1,000億円以上の収益物件を、海外投資家と共に取得。
不動産投資業界において、25年以上の豊富な不動産投資業務、不動産金融業務、国際業務の経験を有し、さらに、不動産事業における様々な分野でリーダーシップを発揮。
一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS)にてMBAを取得。